みんなで守ろう!日本の希少生物種と自然環境 SAVEJAPANプロジェクト2024年10月より開始

SAVEJAPANプロジェクトは、

「いきものが住みやすい環境づくり」をめざしたプロジェクトとして2011年に始まりました。2022年国連生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)でネイチャーポジティブ(西部多様性などの自然資本の損失を食い止め、回復させていく)の考え方に基づいた「昆明・モントリオール生物多様性枠組」が採択されたことを受け、日本でも「生物多様性国家戦略2023-2030」が策定されました。この国家戦略では、30by30(陸と海の生物多様性保全地域を2030年までにそれぞれ30%以上とする)の達成を目指し、生物多様性損失と気候変動の「2つの危機」への総合的対応につながるEco-DRR(生態系を活用した防災・減災)の推進や、OECM(国立公園などの保護区以外で、生物多様性を効果的にかつ長期的に保全しうる地域)の推進が提唱されたことを受け、Eco-DRRやグリーンインフラストラクチャー、OECMなど新たな枠組みの浸透・促進を目指します。SAVEJAPANのWEBサイトはこちら

北海道では、

当センターが運営支援団体、石狩川流域湿地・水辺・海岸ネットワーク(しめっちネット)が活動団体となり、北海道の希少動物と自然環境をEco-DRRの観点も含めて考え、啓発していきます。1年間を通して、しめっちカフェにて勉強会やネットワーク団体の活動地域にて野外でのフィールドワーク実施予定です。

石狩川流域湿地・水辺・海岸ネットワーク(しめっちネット)とは?

手稲さと川探検隊、認定NPO法人カラカネイトトンボを守る会あいあい自然ネットワーク、北海道希少生物調査会、NPO法人ひとまち育てI&I(札幌市)、いしかり海辺ファンクラブ、うみいく(石狩市)、宮島沼の会(美唄市)、新篠津ツルコケモモを守る会(新篠津村)より構成されているネットワーク。石狩川流域の湿地の環境保全・再生・研究や利活用の活動、推進を行い、貴重な文化や自然環境を未来に残すために活動を行う。湿地と地域社会のパートナーシップをつくり、育てることで地域の活性化と湿地・人が共生する地域社会の形成を目指す。WEBサイトはこちら

しめっちカフェ(オンライン)開催します!

☆しめっちカフェって??
私たちの住んでいる石狩平野は、かつては釧路湿原より広大な湿地が広がっていて、多様で多くの野生生物や人間がそこで暮らしていました。しかしながら経済発展とともに、その豊かな自然環境や文化の殆どが失われつつあります。湿地のステキさ・楽しみ、そして今と未来…。仕事を終えた夕暮れに、気軽に集まって楽しくお話を聴き、しゃべりませんか?密かに湿地好きの方も、湿地ぃ?なんかわかんないけど気になるというあなたも、オンラインで参加しませんか?

■2/8(土) 15:00〜
湿地の生物多様性と希少種 

■guest speaker
表 渓太
1987年生まれ。
北海道大学理学部・理学院で、絶滅危惧種シマフクロウの遺伝的多様性を研究。
2015年より北海道博物館で動物担当の学芸員として勤務。2021年・2023年に特別展「あっちこっち湿地~自然と歴史をめぐる旅~」を企画。

■参加受付方法
オンライン参加は事前申し込みが必要です。 
※「Zoom」での聴講希望者は、令和7年2月7日(金曜日)17時までに、
申し込みいただいたメールアドレスあてに参加URLを送信いたします。

⚫︎受付フォーム
https://docs.google.com/…/1FAIpQLSfQBvpws5KkMS…/viewform

■参加費  無料 

主催 石狩川流域 湿地・水辺・海岸ネットワーク(しめっちネット)
共催 特定非営利活動法人 北海道NPOサポートセンター
協力 特定非営利活動法人 日本NPOセンター
協賛 損害保険ジャパン株式会社

SAVEJAPAN 2024-2025の助成を受けて実施しております。