当法人について

理事長ご挨拶

ミッション・アクション・パッション、そしてエンゲージメント

NPO法が施行されたのは1998(平成10)年12月1日。そして法施行25年が経過しました。1999年2月には北海道でNPO法人第1号が誕生し、4月には北海道NPOサポートセンターが認証を受けました。法人制度ができたことは、市民活動を社会的存在として認知させるきっかけになりました。

 さて、北海道NPOサポートセンターは、初代理事長として上田文雄氏、2代目理事長として杉山さかゑ氏とバトンがつながれ、2018年6月の第19回通常総会で私が理事長に就任しました。

 就任時、『北海道NPO情報』2018年8月号に「誰かがこれをやらねばならぬ」と題した挨拶文を寄稿しました(ホームページから読むことができます)。その中で、「地域活動を含め、NPO活動を展開している皆さんは理念(ミッション)をもって活動(アクション)していると思います。そしてそれを支えているのが個人的な情熱(パッション)でしょう。」と書きました。続けて、「たとえ理念が異なっていても、そしてひとつの活動の効果が限定的であったとしても、そうした活動のひとつひとつの結び付き(エンゲージメント)が大切であると考えています。」とも書きました。この見方や気持ちは今でも変わりません。

 北海道NPOサポートセンターは、全道1,200を超えるNPO法人のひとつとして活動するとともに、それぞれの理念を持って活動する仲間とともに考え、そして行動し、北海道の市民活動を結び付ける役割を持って活動しています。そのために、北海道NPOサポートセンターは、固有の役割を持つNPO法人とグループで活動しています。つまり、シンクタンク的役割を持つNPO推進北海道会議、篤志活用の役割を担う北海道NPOファンド、そして、NPOの活動に融資する役割を担う北海道NPOバンクという、3つのNPO法人とともに連携して活動しています。

 法施行から25年が経過した現在、公の役割がますます縮小する一方、私たち民間非営利組織の役割が拡大しています。それにつれてますます期待も大きくなっています。北海道NPOサポートセンターは、その役割期待に応えるために、全道で活動する皆さんとともに、これからも北海道のNPO活動を盛り上げていきたいと思っています。

北海道NPOサポートセンター理事長 大原昌明

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