事務局メンバー < 高山 大祐

サポートセンターに入ったきっかけは何ですか?

元々NPO法人ボラナビにいてボランティア雑誌を作っていました。その時にサポートセンターと関わる機会が多くありました。その後何度か会い、会計やホームページの管理を手伝うようになり、そのご縁でスタッフとしてかかわるようになったのがサポートセンターに入ったきっかけです。

自身の役割や活動内容は何ですか?

 北海道NPOファンドの担当者として助成事業の運営・企画を行うことです。事業、遺贈寄付の相談窓口、寄付文化の醸成(普及・啓発)、といった3つが主な活動内容となります。
 実際の事業としては、近年は休眠預金等活用(※)事業の分配団体としての取り組みに力を入れています。

※休眠預金等活用:「民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律」(休眠預金等活用法)に基づき、2009年1月1日以降の取引から10年以上、その後の取引のない預金等(休眠預金等)を社会課題の解決や民間公益活動の促進のために活用する制度

サポートセンターとして今後やりたいことは何ですか?

 助成事業の中でも特に伴走支援型の助成事業をやっていきたいです。さらには伴走支援ができる人材の育成もしたいです。伴走支援をできる人が多くなれば助成事業を多くの地域でできるようになります。そのためには人材を増やす必要がある。言い方を変えると増やさなければならないと考えています。そのためには支援者のコミュニティづくりが必要だと考えています。
 そこでは支援できる人や興味がある人を集めて意見交換や経験談の共有をできる場所にしたいです。
 また、助成事業の事業評価やお金を出すだけの支援だけでなく助成を受けた団体の支援も行っていきたいです。前者について私たちは支援者から預かったお金、国民のお金を使って助成事業を行うため説明責任があると思います。
 事業評価はアンケートやインタビューなどで行う予定です。
 しっかり説明責任を果たし、支援者や国民が納得できるような事業をしていきたいです。後者についてはお金を出すという支援から実際に効果をあげる支援をしたいと思っており、そのためには助成を受けた団体と積極的に関わる必要があると考えています。

大切にしたいことは何ですか?

 法人の20年間の歴史を大事にしたい、また、継続したいです。
 助成事業は実績の積み重ねによって社会から得られる信頼があります。そのため今まで培ってきた実績を失わず、さらに増やしたいです。
 また、時代の変化に対応することも大切だと考えています。
 上で述べたように継続するためには次の世代に引き継ぐ必要があります。そのためにはそれぞれの時代に適応しなければなりません。以上からこの2つを大切にしていきたいです。