2024年6月7日(金)、北海道NPOの戦略づくりプロジェクトワーキンググループ(WG)は、これまでの議論をまとめた『NPOのDNA』を公開しました。
2022年2月に「北海道の NPO 戦略づくりプロジェクト」を立ち上げてから、各地で行ったワークショップや2023年10月28・29日に実施した北海道NPOフェスティバル2023(Nフェス)を通じて、多くの方々と「話をする/話を聞く」ことに時間を費やしました。179市町村からなる北海道の土地柄と気候風土を生かし、「非営利・ソーシャルセクター」のあり方を追求しながら、NPOの原点や本質を再確認し、受け継ぐべきことと変化が求められることを整理していきました。
プロジェクト開始から約2年を振り返り、WGメンバーは、多様な人々と対話することで気づきや共感を得るプロセスがNPOにとって不可欠であり、これがNPOの本質的な成果につながると実感しています。
『NPOのDNA』本文の中では、NPO が市民参加を促進し、社会課題解決において重要な役割を果たす、ということを繰り返し書いています。これは、NPO の日々の活動により地域の土壌が耕され、市民が自らを主権者として社会に目を向け、市民が社会貢献活動に取り組みやすい環境をつくり、多様な市民の力が”集まらさる”ようにすることがこれからの NPO 活動の鍵になる、という思いからです。
今後、『NPO の DNA』は、北海道の NPO に関わる方にできるだけ多く共有をしていきたいと思っています。
まずは、「NPO の DNA」への率直なご意見やご感想、をいただければ幸いです。
■北海道の NPO 戦略づくりプロジェクトメンバー(五十音順)
伊藤 麻純 (NPO 法人 北海道 NPO サポートセンター スタッフ)
加納 尚明 (NPO 法人 札幌チャレンジド 理事長)
草野 竹史 (NPO 法人 ezorock 代表理事)
高山 大祐 (NPO 法人 北海道 NPO サポートセンター スタッフ)
中西 希恵 (NPO 法人 北海道 NPO サポートセンター スタッフ)
橋本 正彦 (NPO 法人 みなと計画 理事長)
三木 真由美(NPO 法人 室蘭 NPO 支援センター 理事長)
水谷 あゆみ(NPO 法人 ezorock スタッフ)
宮本 奏 (NPO 法人 きたのわ 代表理事)