北海道の市民活動団体と2年間かけて作成
2024年6月7日(金)、北海道NPOの戦略づくりプロジェクトワーキンググループ(WG)は、これまでの議論をまとめた『NPOのDNA』を公開しました。
『NPOのDNA』はこちらから読んでください
2022年2月に「北海道の NPO 戦略づくりプロジェクト」を立ち上げてから、各地で行ったワークショップや2023年10月28・29日に実施した北海道NPOフェスティバル2023(Nフェス)を通じて、多くの方々と「話をする/話を聞く」ことに時間を費やしました。179市町村からなる北海道の土地柄と気候風土を生かし、「非営利・ソーシャルセクター」のあり方を追求しながら、NPOの原点や本質を再確認し、受け継ぐべきことと変化が求められることを整理していきました。
プロジェクト開始から約2年を振り返り、WGメンバーは多様な人々と対話することで気づきや共感を得るプロセスがNPOにとって不可欠であり、これがNPOの本質的な成果につながると実感しています。
◆対話の場
2022年
6月10日@札幌…参加数:56名、50団体
9月 3日@旭川…参加数:14人、12団体
9月26日@釧路…3名、2団体との意見交換
9月29日@室蘭…参加数:7名、6団体
10月12日@北見…8名、1団体との意見交換
12月 3日@函館…参加数:8名、6団体
2023年
6月 6日@札幌…参加数:45名、40団体
◆アンケート 回答数:102団体
◆ワーキンググループ・5名
会議開催:計14回開催(2023年1月23日、2月22日、4月12日、5月17日、6月19日、7月5日、7月30日、9月1日、9月28日、11月8日、12月15日、2024年1月19日、3月28日、5月16日)
◆NPOラジオ(レジェンド達に話を聞いて配信) 10名へインタビュー
◆北海道NPOフェスティバル2023 (Nフェス)
両日合わせて約388人
活動紹介タイム参加団体数:72団体(NPO法人、一般社団法人、任意団体、行政、学校関係者、企業(株式会社))(うちオンライン4団体) 活動紹介数:131活動(うちオンライン4活動)
寄付金一覧 :18名
協賛一覧:15団体・企業
◆他団体主催企画(GREENDAY2024)・11名
◆パブリックコメント コメント7名
これが最終ではなく、ここから改訂しつづける
『NPOのDNA』本文の中では、NPOが市民参加を促進し、社会課題解決において重要な役割を果たす、ということを繰り返し書いています。これは、NPOの日々の活動により地域の土壌が耕され、市民が自らを主催者として社会に目を向け、市民が社会貢献活動に取り組みやすい環境をつくり、多様な市民の力が”集まらさる”ようにすることがこれからのNPO活動の鍵になる、という思いからです。
今後、『NPOのDNA』は、北海道のNPOに関わる方にできるだけ多く共有をしていきたいと思っています。
まずは、『NPOのDNA』への率直なご意見やご感想、をいただければ幸いです。
■北海道のNPO戦略づくりプロジェクトメンバー(五十音順)
伊藤 麻純(NPO法人 北海道NPOサポートセンター スタッフ)
加納 尚明(NPO法人 札幌チャレンジド 理事長)
草野 竹史(NPO法人 北海道ezorock 代表理事)
高山 大祐(NPO法人 北海道NPOサポートセンター スタッフ)
中西 希恵(NPO法人 北海道NPOサポートセンター スタッフ)
橋本 正彦(NPO法人 みなと計画 理事長)
三木 真由美(NPO法人 室蘭NPO支援センター 理事長)
水谷 あゆみ(NPO法人ezorock スタッフ)
宮本 奏(NPO法人 きたのわ 代表理事)