からから便りVol.4を発行しました。今年度最後の発行となる4号目は、2ページ増刷の全6ページでお届けします。
今号では、特別企画「岩手・宮城・福島をたずねて 祈りと伝承とアーカイブ」を掲載しました。来年には、発災から15年を迎えます。年数の経過や各地で毎年のように災害が続くなか、被災地では忘れないため、風化させないためにどのような形で伝承やアーカイブへの取り組みを行っているのか、3つの施設の取り組みをご紹介しています。
イベントのご報告では、昨年10月に旭川で開催した「自分アーカイブのススメ 記録と記憶のシンケイスイジャク」で講師をつとめていただいた写真家・谷口雅彦さんのお話から、特に心に残った言葉、みなさんと共有したい言葉をご紹介しています。また、11月に札幌で開催した「やっぱり秋は芋煮会」の様子もお伝えしています。
「それぞれのここから物語」では、避難された方々に向けた行政の支援がどのような過程を経て実施されていくのかを振り返り、北海道議会と札幌市議会の会議録を読み解き、お伝えしています。
「1ページのたより」では、発災当時、勤めていた病院で被災し、入院患者とともに長距離の避難を経験された方から、寄稿をいただきました。
今年度もからから便りをお読みいただきありがとうございました。本紙に関するご意見や感想があれば、北海道NPOサポートセンターまでお送りください。
〈お手元に本紙をお持ちのみなさまへ 2025年2月14日記載〉
「1ページの便り」2段落目2行目に誤植がありました。
【誤】避難所数か所を11週間かけ東京まで移動
【正】避難所数か所を1週間かけ東京まで
なお、ウェブサイトからDLできるデータはすでに修正済みです。