事務局メンバー < 久保 匠

サポートセンターに入ったきかっけは何ですか?

 北海道出身で大学生の時に愛知の方に住んでいました。その後仕事の関係で4年間東京に住んでいました。東京にいるときにサポートセンターの研修の講師として呼んでもらい、その時にやりがいがありそうだなと思いました。
 元々は道外でNPO活動をしていたが研修を通じて北海道にもいろいろなNPO法人があることを知り、そのうえで一つ一つと深く関わりたいと思い、また、20代のうちに自分が生まれた北海道でNPO活動をやりたいと思ったのがきっかけです。

自身の役割・活動内容は何ですか?

 活動内容は北海道のNPOを対象にした設立支援、運営支援、事業創造、資金調達、地域・社会のいろいろな主体との連携です。
また、北海道のNPO活動や社会的投資を促進していくこと、北海道のNPO全体についてみんなで考える会や市民共動の仕組みを作ることも行っています。
 上記のようなことを行うための新規事業の立ち上げにも携わっています。

サポートセンターとして今後やりたいことは何ですか?

 一つ一つのNPOが活動を達成するための上記の活動内容で述べたような支援を充実させること、このような支援ができる支援人材を増やしたいです。また、北海道のNPOのみんなで今後のNPOについて考える会をつくり、それにひとつでも多くの団体が参加できるようにしたいです。
 具体的には日頃から大きなフォーラムができるイベントを開催できるような土壌を作っていきたいです。これが実現すれば多くの団体さんがNPOについて話す機会を増やすことができると考えています。
 さらにはNPOの力で地域社会の問題を解決するためのお金の流れを作りたいです。そのためには社会的投資の促進や寄付文化の醸成が必要だと思うのでこれらを進めていきたいです。

大切にしたいことは何ですか?

 私たちは中間支援で、直接現場で活動しているわけではないので現場のことがあまり分からない。だからこそ、そこから話を聞き理解し、支援を通じて関わることが大事だと考えています。
 また、個別のNPOとの関わりと社会全体のアプローチの両方をやりきることです。ひとつの団体さんの役に立てるように頑張ることはもちろんのこと、団体ごとに共通している課題(例えば活動資金や人材育成など)を様々な主体と連携して解決することも重要だと思います。そして、一番大切にしたいことは常に手と足と頭を動かし続けることです。
 話をただ聞くだけ、話すだけではなく、常に現場や社会に対して果たせる自分の役割を模索しなければならないし、NPOの活動は答えがない領域が多いので仮説をたてながら行動したいです。